政府“アナログ行政の象徴”「フロッピー」の提出・保存規制を全廃

デジタル庁は、行政手続きなどの際に法令によってフロッピーディスクでの提出を求めるなどの“アナログ規制”をすべて撤廃したと明らかにしました。

政府は2022年から、法令などに存在する“アナログ規制”の点検と見直しを行っていて、行政手続きの際にフロッピーディスクでの提出や保存を求めていたことなども見直しの対象となっていました。

河野デジタル大臣は先月の会見で、フロッピーで提出が義務付けられていた「1034件の規制のうち、1033件の見直しが完了した」と公表していましたが、今回の省令改正によってフロッピー利用の規制がすべて撤廃されたことになります。

河野大臣は「まだFAXをはじめ、様々な見直しが必要な要因が社会的にも残っている」としていて、「しっかり見直しを進めていきたい」としています。

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