テニス=元世界1位マリー、全英シングルス欠場は「正しい決断」

[ロンドン 2日 ロイター] - 男子テニスで元世界ランキング1位のアンディ・マリー(37、英国)は2日、ウィンブルドン選手権のシングルスを欠場し、兄のジェイミーと組んでのダブルス出場を選択したことに関し、正しい決断だと語った。

マリーは6月18日のシンチ選手権シングルス1回戦でツアー通算1000試合出場の節目を白星で祝ったが、翌日の2回戦で背部を負傷して第1セット途中で棄権。その後、神経を圧迫していた嚢胞を取り除く手術を受けた。

この日、シングルスで必要とされるだけの体力がないと判断したとコメント。「この決断に満足できるかどうか、一晩考える時間が欲しかった。今朝起きて、家の中を少し走ってみたが、残念なことに自分の求める状態ではなかった」と話した。

「決断は少し早かったかもしれないが、プレーを目指して懸命に努力してきたことは誇りに思う。正しい決断だった」と、胸の内を明かした。

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