磐田、ムアントン所属タイ代表FW獲得消滅か「練習参加予定」と報道も…

ポラメート・アヴィライ 写真:Getty Images

ジュビロ磐田はイスラエル1部ブネイ・サフニンFCから元U18イスラエル代表DFハッサン・ヒロを獲得する可能性が報じられる中、業務提携先であるタイ1部ムアントン・ユナイテッド所属のタイ代表FWポラメート・アヴィライへの関心が薄れた模様。今月2日にタイメディアが報じている。

現在25歳のポラメートは身長180cmのストライカーであり、ムアントンの下部組織出身。2020/21シーズンまではプレー時間を確保できなかったが、2022/23シーズンになってレギュラーに定着。2023/24シーズンもリーグ戦22試合のスタメン出場で11ゴール10アシストをマークするなど、同クラブの中心選手として結果を残した。

タイ代表でもFIFAワールドカップ北中米大会アジア2次予選など公式戦10試合でプレーするなど、国際舞台でも実績を積み重ねているポラメート。タイメディア『Buaksib』は今年5月24日に「磐田への期限付き移籍へ、クラブ間交渉が進行」とリポート。ムアントンがタイ国内クラブからのオファーを拒否したこともあわせて伝えていた。

またタイ『idoojung』など複数メディアは、先月はじめに「ポラメートは(今年6月の)国際Aマッチデー期間終了後から1か月にわたり、磐田のトレーニングに参加する」と報道。トレーニングのパフォーマンス次第で正式契約の可能性もあったが、『9エンターテイン』は今月2日になって「彼はムアントンのプレシーズントレーニングに参加している」とリポート。これによると、同選手がムアントン残留に向っている模様。磐田へのトレーニング参加は幻に終わるという。

なお、『Buaksib』はムアントン所属のタイ代表FWジャルンサック・ウォンコーンに湘南ベルマーレ移籍の可能性があると報道。同クラブのトレーニングに参加するとみられていたが、先月末にBGパトゥム・ユナイテッドへの完全移籍が正式決定している。

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