東彼杵町が大阪・関西万博のパートナーに 長崎県内初、共創チャレンジ支援

 東彼東彼杵町は2日、2025年大阪・関西万博の「共創パートナー」に長崎県内で初めて登録された。同万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現を目指す取り組み「共創チャレンジ」を支援する。
 共創パートナーは全国で385団体。東彼杵町は今後、支援対象の「共創チャレンジ」を決定。チャレンジに取り組む企業や団体のパートナーとなる。チャレンジに「そのぎ茶」や地元産の果物などを提供し、共同で新商品を開発することなどを視野に入れているという。
 チャレンジが日本国際博覧会協会の選考で優れた取り組みと認められれば、万博会場の「TEAM EXPOパビリオン」で活動内容を発表できる。
 東彼杵町はパートナー名を国際表記で「Green Citea Higashisonogi」と登録。「City(都市)」と「Green Tea(緑茶)」を掛け合わせた。
 東彼杵町の小森竜樹・地域プロジェクトマネージャーは「東彼杵の文字を読めない人も多い。万博のパートナーになることで町の知名度向上につなげたい」と話している。

© 株式会社長崎新聞社