弥生時代の遺跡の種から復活 宇和島・南楽園で「二千年ハス」太古のロマン咲く【愛媛】

愛媛県宇和島市の日本庭園・南楽園で、古代のハスとして知られる「大賀ハス」の花が今年も咲いています。

「大賀ハス」は、千葉県にある弥生時代の遺跡で見つかった3粒の種から、大賀一郎博士が発芽させた貴重な花。「二千年ハス」とも呼ばれています。

宇和島市津島町の南楽園では1990年に10株を譲り受けて栽培。2009年に一時病気で壊滅したものの再び残った種で育て、6年前に開花しました。

今年は6月23日に1輪開花してから順次咲き始め、7月3日は淡いピンクの花が3輪開きました。このハスは午前中だけ咲いていて、花は4日ほどで散ってしまうということです。

南楽園は大賀ハスの神秘とロマンに触れてもらおうと、5日~7日と12日~15日のあわせて7日間は、開園時間を6時半に早めて鑑賞会を開く予定。スタッフは「この貴重な花を見に来てほしい」と話しています。

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