【熱中警戒アラート今年最多】危険な暑さいつまで続くのか 北陸と東北は大雨にも警戒

強い日差しと平年より暑い空気が流れ込んでいる影響で、各地で猛烈な暑さになっています。熱中症のリスクが高いため、熱中症警戒アラートが、沖縄、奄美、八重山、大東島、九州全域、島根、鳥取、徳島、和歌山、愛知、三重、山梨、小笠原に発表されています。炎天下での外出は控え、室内はエアコンなどで涼しい環境にするようにしてください。特に、高齢者は室内での熱中症発症が多いため、お気をつけください。

きょうは関東から九州は高気圧に覆われて強い日差しが照り付けるでしょう。一方、梅雨前線が停滞する北陸と東北は雨で、雷を伴って強く降る所もありそうです。

きょうの最高気温はきのうより高く、今年一番の猛暑日になる所が多くなるでしょう。東京は33度、名古屋と福岡、岡山などは35度で猛暑日になりそうです。札幌でも30度まであがるでしょう。

この危険な暑さはいつまでかというと、今週いっぱい続く見込みです。というのも、太平洋高気圧が8月の真夏並みに強まった状態が今週いっぱい続くからです。来週になると太平洋高気圧が弱まるため梅雨空が戻り、暑さも少しだけ落ち着きそうです。

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