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20年ぶりとなる新紙幣が発行され、3日富山県内でも各銀行の窓口で両替が始まりました。
富山市の北陸銀行本店では午前11時から窓口で新紙幣の両替がはじまり、いち早く新しい紙幣に引換えようと、およそ30人が来店しました。
Q新紙幣を手にしてどう?
*新紙幣を手にした男性(60代)
「うれしかった。ついにこの日が来たかと.。前のお札と新札は変わらない気がするが、家に帰ってじっくり見ると実感がわくかも」
新紙幣の発行は20年ぶりで、千円札は破傷風の治療法を開発した微生物学者の北里柴三郎、5千円札は女子教育家の津田梅子、そして1万円札には実業家、渋沢栄一が描かれています。
*リポート
「こうしてみてみると、異国の紙幣のよう。手触りは気持ち薄くなったように感じる」
北陸銀行と富山第一銀行では、4日以降、県内各支店の窓口でも両替を開始するほか、富山銀行本店は4日午後以降に開始する予定だということです。
富山県内の公共交通機関の新紙幣への対応状況です。
JR西日本は、新幹線駅設置の券売機は6月までに対応を完了していて、在来線については順次切り替えます。
あいの風とやま鉄道も、既に新紙幣対応を終えています。
地鉄電車や万葉線、路線バスは運賃箱の改修を順次行うため、車内に設置された両替機で新紙幣が利用できない場合があるとしています。
いずれも、運転士などがその場で両替に応じるということです。