大谷翔平、ジャッジ以外にも先越され「3位」 米選出の“最強”格付け「モンスター級」

ドジャース・大谷翔平、ヤンキースのアーロン・ジャッジ、オリオールズのガナー・ヘンダーソン(左から)【写真:ロイター】

シーズン3か月が終了…大谷は3位にランク付けされた

米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」は、6月を終えてシーズン3か月での選手をランク付け。ドジャース・大谷翔平投手は3位となった。打率、本塁打でリーグ2冠の活躍を見せるも、ア・リーグの強打者2人が大谷を上回る評価を受けた。

1位にはヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が選ばれた。3・4月は6本塁打だったが、5月に14発と量産。6月も11本塁打をマークした。6月を終えて打率.316、31本塁打82打点。シーズン58本ペースで、2022年に自身が達成した62本塁打のア・リーグ記録更新にも期待がかかる。同記事では「この男はモンスター級のシーズンを送っている」と紹介されている。

2位となったのはア・リーグ本塁数2位となっているオリオールズのガナー・ヘンダーソン内野手だ。2019年のMLBドラフト2巡目で入団した23歳の遊撃手で、ここまで打率.288、26本塁打58打点をマーク。ベースボールリファレンスの「WAR」は両リーグトップの6.2。昨年の28本塁打を超えることは濃厚で、チームを牽引している。

大谷については、開幕から8試合ノーアーチに終わったことや、6月前半の不振が指摘されている。それでも「オオタニが今季、数回スランプだったことを考えるのは滑稽だ」とし、結果的には好成績を残していると説明。「ベッツとハーパーが負傷者リスト入りしたこともあり、オオタニが3度目のMVPを獲得する可能性は高い」と言及している。(Full-Count編集部)

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