クリエイティブ・チーム“Warashand”、初のヴォーカル入り第3弾シングル「BiPoP」をリリース

山内憲介(sleepy.ab)とShizuka Kanataの音楽制作2名と、かとうたつひことITOAOIの映像制作2名によるクリエイティブ・チーム“Warashand”が、リリース第3弾シングルとなる「BiPoP」を7月3日(水)にリリースしています。

本楽曲は、Warashand初となる映像担当のかとうたつひこ作のリリックとヴォーカル(ボコーダー)入りの楽曲。サウンドはいつも通りのShizuka Kanataのエレクトリックなトラックの上に山内憲介(sleepy.ab)のエフェクティヴなギターが飛び交うトリッキーなものではありながら初のヴォーカル・トラックとなり、思いっきりブライトでポップなダンス・トラックに仕上がっています。映像も近日公開予定です。

なお、7月5日(金)には北海道・札幌PROVにて初ライヴの開催も決定しています。詳細は公式SNSなどをご確認ください。

[コメント]
初のボーカル(ボコーダー)トラック。しかも、リリックとボーカルは何故か映像担当のかとうたつひこ。まさにやりたい放題の悪ガキ集団(Warashand)のなせるわざとも言えるプロダクトとなった。

オイルアートという手法を用いて様々なライブ映像を担当してきた達人が、曲のイメージから映像的な言葉を紡いで表現したリリックはなかなかの秀作。

タイトルの“BIPOP”はもともとShizuka Kanataが作曲段階に仮題としてDeepとPopの2面性という想定やBinaural(仮想立体音響)のイメージでつけられていたものだったが、かとうはそこから発展、双方向へ飛び上がるものとして生と死のそれぞれの瞬間のイメージ、つまり臨死体験の事が頭に浮かんで書き上げて正式のタイトルとなった。それはShizuka Kanataの手術時の麻酔での体験談を基に主観的と客観的な心象を解釈し曲に乗せたということ。

そんなディープな意味合いも感じつつ、この明るくPOP性の強いトラックに乗る散文的な世界観を妄想して聴いてもらいたい。

サウンドメイクは今回もWarashandお決まりのShizuka Kanataのエレクトリックなトラックの上に山内憲介(sleepy.ab)のエフェクティブなギターが飛び交うものだが、今までになくポップでブライトな曲調の上でのギターの暴れようが聴きどころ。ギターサウンド中心のエレクトリックサイバーダンストラックに仕上がりました。

映像はITOAOIとかとうたつひこが現在制作中!このリリックの世界と映像がどうシンクロしていくかが楽しみなところ。7月5日のリリース記念ライブを控えその直前に公開予定となっています。
――Warashand

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