店舗DX/店舗の現場課題をAIの力で解決する新機能「シサンNAVI」リリース

店舗トラブル解決アプリ「QナビORDER」を運営するグローバーは7月2日、店舗の現場課題をAIの力で解決する新機能「シサンNAVI」をリリースした。

<シサンNAVIのイメージ>

シサンNAVIは、AIを利用し、店舗ごとの設備機器の資産管理をアシストする機能。厨房機器や設備機器等、店舗資産の管理・登録を行うためのマスタとして 活用でき、店舗で発生した機器類nトラブルに対応するため、現場へ向かうメンテナンス作業員に、修理を行うべき機器の情報等が管理された状態を作ることで初回完工率向上や適切な対応が期待できる。

企業・店舗で管理する設備機器の登録や管理、各店舗ならではのユニーク情報の共有をする。また、トラブルや機器の内容、企業ごとの対応傾向も記録することで、シサンNAVIのアシスト精度を常に向上させるという。

<QナビORDER>

「QナビORDERは、店舗ビジネスで突発的に発生する空調や水回り、漏電等のトラブル時に最短30秒で業者とマッチング、定期メンテナンスの管理ができるアプリ。QナビORDERの導入により、店舗におけるメンテナンス対応時間が年間で84%削減された事例もあり、大幅な業務改善を実現できる」(同社)。

また、メンテナンス業者にとっては、手間のかかる書類作成の自動化などQナビORDERならではの機能の活用によって、作業員が1人で1日に受けられる案件が2倍以上となり、人員不足の解消にもつながっている。

<QナビORDERの効果>

これまでの店舗トラブル発生時には、緊急対応可能な業者を探しての現地対応、トラブル対応後は、業者への費用支払いに係る経理担当者との情報共有、書類の提出等の多くの業務が発生する。QナビORDERはそのような業務をアプリ1つで完結し、メンテナンスに係る時間を削減し、本来業務(売上拡大、マーケティング、人材教育、メニュー開発等)に専念できる環境を整える。

また、メンテナンス業者のネットワークを持ち、全国エリアでフルメニューで対応できる体制を整えており、店舗側と業者側の双方のユーザーと直接取引をしているため、両業務の理解度が深いことが強みとなっている。そのため、店舗側と業者側のユーザーにとっても業務改善に有効な付加価値のある機能を提案する能力につながる。アプリの拡張においても企画から実装までのスピードが速いことも大きな強みだという。

■QナビORDER
https://www.globar.co.jp/lp/qnavi/

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