埼玉・上尾市の交差点で、信号無視のトラックと複数の自動車が衝突ギリギリになる瞬間が撮影された。
撮影者は九死に一生を得たが、なんとトラックはそのまま、交差点を突っ切って走り去ったという。
一歩間違えれば、複数の車がからむ事故に発展していた可能性があった。
信号無視のトラックが交差点進入
埼玉・上尾市で6月17日午後3時過ぎ、トラックが信号を無視し、交差点に進入する瞬間をドライブレコーダーがとらえていた。
交差点で信号待ちをしていた撮影者は、信号が赤から青に変わり、そのまま交差点に進み始めようとしていた。
しかし次の瞬間、赤信号のはずの左からトラックが現れ、速度を緩めることなく交差点内に進入。撮影者は危険を感じ、とっさにクラクションを鳴らした。
当時を振り返り、撮影者は「自分の命の恐怖もあったので、クラクションを鳴らした感じですね」と語っている。
映像には、撮影者が「あぶねぇな！赤で来た！あぶな！心臓に悪いな…」と叫ぶ声も残っていた。
下手をすれば3台がからむ事故に…
トラックは撮影者の車だけでなく、反対車線の軽自動車とも衝突する寸前だった。
トラックが交差点に進入し、突っ切るまでの6秒の間に、撮影者とすぐ隣を走る車、そして対向車線の軽自動車のあわせて3台と衝突する危険があったという。
なぜ信号無視したのか、考えられる原因について、撮影者は「（トラックの進行方向）その先にも信号があったので。もしかしたら配達とかで時間が焦ってたって部分があって、先の信号見ていたのかなって」と推測している。
（「イット！」 7月2日放送より）
