裁判闘争の世界147位がパリ五輪行き決める 「8強無理」と出場認めぬ自国ルールに反発

裁判でパリ五輪出場を勝ち取ったユースト・ラウテン(写真は23日終了のKLMオープン、Octavio Passos/Getty Images)

オランダのユースト・ラウテンが裁判の末にパリ五輪出場を勝ち取った。2日、自身のインスタグラムで明かした。

欧州ツアー6勝で38歳のラウテンは、世界ランキング(WR)に基づく五輪ランキング(OR)で60人の出場権が決まる6月17日時点(女子は24日時点)において、WR147位、OR40位となり出場資格を満たしていた。しかし、米ゴルフダイジェストによると、オランダのオリンピック委員会(NOC)、スポーツ連盟(NSF)は独自に定める“トップ8に入れる可能性がある選手を派遣する”という基準を満たさないとして、ラウテンの出場を拒否した。

ラウテンはこれに対して裁判を起こし、オランダの裁判所は2日に「出場できる」と決定。ラウテンはインスタグラム|https://www.instagram.com/p/C87Gx6uNN5B/}}に「わたしは裁判に勝った」と投稿した。同じ理由で出場を見送るとされていたOR50位(WR237位)のダリウス・ファンドリエル、女子でOR58位(WR302位)のデビ・ウェバーの出場については明らかにされていない。

NOC、NSFから唯一出場許可が降りていたのは女子のアン・バンダム。OR 34位(WR108位)だが、昨年の欧州女子ツアーでの戦績を評価されて“8位以内に入る可能性がある選手”と判定されていた。
また、英国のゴルフサイト・バンカードは、ニュージーランドの女子でOR16位のリディア・コーに次ぐ2番手、55位(WR293位)で長野県出身のモモカ・コボリが、自国の五輪委員会から“パリ行きはない”と告げられたと報じている。

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