2桁得点到達で“夢”のプレミア行き! セルタFWラーセンがウルヴスへレンタル移籍「すべてにありがとう」

セルタは2日、FWヨルゲン・ストランド・ラーセンがウルヴァーハンプトン(ウルヴス)へとレンタル移籍することを発表。また相手クラブ側によると、一定の条件を満たした時点で発動される買取義務のオプションが付帯しており、2029年夏までの契約となることを伝えている。

ビーゴで“18”ものゴールを奪った“ヴァイキング”が、憧憬のプレミアリーグへと出発する。2000年2月6日生まれのラーセンは現在24歳。母国ノルウェーのサルプスボルクでプロキャリアを始めた後、フローニンゲンを経て、2022年夏にセルタに加入。身長193cmの体躯を生かしたボールキープに加え、ラ・リーガでも抜きん出るシュートセンスが持ち味で、1年目から公式戦5得点6アシストを記録すると、2年目となった2023-24シーズンは13得点3アシストと2桁に到達していた。

2シーズン過ごしたセルタを離れ、子供の頃からの夢だったというプレミアリーグに挑戦するラーセン。クラブ公式SNSに投稿された動画に登場した同選手は「困難な瞬間も、良い瞬間も、すべてにありがとうと言いたい。今年もここでプレーしたかったけど、このような機会が巡ってくると複雑なものだ」としつつ、「この先の幸運を祈っている。僕はフットボールをするたびに、セルタを追いかけていくよ。チームにも、街にも、たくさんの友達がいるからね。最高の結果が待っていると確信している」とメッセージを送っている。

なおスペイン紙『アス』は、ラーセンの売却額は3000万ユーロ(約52億円/レンタル移籍金300万ユーロ+買取金2700万ユーロ)と指摘。これは、昨夏にMFガブリ・ベイガのアル・アハリ移籍で記録したクラブ史上最高額に匹敵すると併せて伝えている。

【動画】ラーセンからの惜別メッセージ

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