ショートトラック全日本選手権Vの黒川輝衣「世界の選手と戦えるよう頑張る」 2026年ミラノ冬季五輪に照準

全日本選手権の金メダルを手に、服部誠太郎知事(右)と写真に納まる黒川輝衣

スピードスケート・ショートトラックの全日本選手権女子500メートルで初優勝を飾った黒川輝衣(23)=ヨコハマタイヤジャパン=が1日、福岡県庁を訪れ、服部誠太郎知事に報告した。

同県糸島市出身の黒川は1月に長野県で行われた全日本選手権の同種目決勝で、44秒128をマークして頂点に立った。直後の国民スポーツ大会冬季大会(北海道)でも成年女子500メートルを初めて制した。ワールドカップ(W杯)と世界選手権も2季連続で出場を果たしている。

今後の照準は2026年のミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪。服部知事から「五輪でメダルを獲得してほしい」と激励を受け、黒川は「スタートやトップスピードを伸ばし、世界の選手と戦えるよう頑張りたい」と決意を語った。(山崎清文)

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