561ヤードのパー5をアイアンだけでタップインバーディ! ドラコン王者が見せた驚異の攻略法

1番アイアン、打ったことはありますか?【写真:カイル・バークシャーのInstagram(@kyleberkshire)より】

3回の世界ドラコン王者に輝いているカイル・バークシャー(米国)が自身のインスタグラムを更新。アイルランドのゴルフ場でロングホールに挑戦した様子を動画で公開した。

「トランプ・ドゥーンベグのオープニングホールでのプレイです。良いスタートを切れたときはいつも素晴らしい」とご機嫌な様子で書き始めたバークシャー。
 
この1番ホールは561ヤードのパー5。「このホールは本当に楽しかったよ。左側には、波乗りを楽しむサーファーやSUPをする人々がいるダウモアビーチ、右側にはクレアの田園風景や農場も見え、地元の人々の日常生活を垣間見ることができたんだ。とってもクールだよね!」と、バークシャーも美しい景観を絶賛。
 
そして注目のティショットで選んだのは1番アイアンだった。「左のフェスキュー(長く密集した洋芝のラフ、脱出はかなり困難)に届かず、ティショットでミスが許される余地を増やすために、1番アイアンで打つことにしたんだ」とクラブ選択の理由を自ら説明。
 
そのティショットは驚きの飛距離308ヤードで左の浅いラフへ。残り255ヤードを何と7番アイアンで狙うも、わずかにグリーンに届かず。そこからロブショットでピンに寄せると、最後は難なくタップインバーディを決めてみせた。
 
そして「あなたの一番好きなオープニングホールはどこですか?」とファンに問いかけた。
 
この投稿に寄せられた「なぜパー5なのに1番アイアン? ハザードがあったの?」との質問には、「320ヤードを超すとフェスキューが広がり、フェアウェイを狭くするからね」と回答。また「あなたが過小評価されているのは4ヤード以内のパットの上手さです」との声には、「短いパットの練習時間を減らすほど、上手くいくようになったよ」と返事をしていた。
 
さらに「ゴルフってそんなに難しくないよ…7番アイアンで255ヤード打つだけだろ、とってもシンプルじゃないか」とバークシャーの飛距離にあらためて感嘆する声や、「早くPGAツアーに参加して」とトーナメントに参戦することを期待する声も多く寄せられていた。

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