小学校給食で期限切れマヨネーズ提供 不足分補充の1クラス分、体調不良は確認されず 兵庫

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 兵庫県西宮市教育委員会は2日、市立小学校1校1クラスの給食に賞味期限切れの個包装マヨネーズ40個が提供されたと発表した。児童26人や教職員らが食べたが、体調不良者は確認されていない。

 市教委によると、6月28日、7月1日の給食に使う個包装マヨネーズが40人分不足していたため、納入業者に補充を依頼。業者は7月1日、保管していた6月24日賞味期限のマヨネーズを気付かず配送業者を通じて学校に納品した。

 受け取った調理員は賞味期限を管理する物資検収簿に「6月24日」と記入したが、気付かず給食に提供。提供翌日の7月2日、栄養教諭が期限切れに気付き、判明した。

 市教委学校給食課は「市や納入業者の物資の在庫管理を徹底させる。調理員は検収簿の二重チェックなどの確認作業を徹底し、再発防止に努める」としている。(西尾和高)

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