スーツはクリーニングに出していますが、ワイシャツは節約のために自宅で洗濯しています。お金を払ってもクリーニングに出したほうがメリットは大きいのでしょうか?

ワイシャツをクリーニングに出すメリット

ワイシャツをクリーニングに出すメリットを理解することで、ワイシャツをクリーニングに出すかどうかの判断がしやすくなるでしょう。本項では、ワイシャツをクリーニングに出すメリット3点について見ていきます。

洗濯では取れないシミや汚れを落とせる

まず、ワイシャツやスーツをクリーニングに出すと、洗濯では取れないシミや汚れを落とせます。

クリーニングでは業務用の洗剤や高温の洗浄水が使用されるため、襟や袖、脇などに付いた皮脂汚れによる黄ばみや黒ずみ、ニオイをしっかりと落とせます。家での洗濯では落ちない汚れやニオイを除去し、清潔感を保つことができます。

洗濯やアイロンがけの手間が省ける

洗濯後のアイロンがけは手間がかかり、忙しい日々には大きな負担です。だからといって、アイロンがけを怠るとシワが目立ち、清潔感が損なわれます。

ワイシャツをクリーニングに出せば、ハンガーにかけられた状態や畳まれた状態で受け取ることができ、アイロンがけの手間が省けます。

洗濯やアイロンがけの必要がなくなることは、忙しい人にとって大きなメリットです。

のり付けを行い、型崩れを防げる

クリーニングに出すことで、ワイシャツにのり付けが施され、型崩れを防ぐことができます。のり付けによりパリッとした仕上がりとなり、シワになりにくく、汚れも染み込みにくくなります。また、ワイシャツをより長持ちさせることが可能です。

ワイシャツのクリーニング費用の目安

ワイシャツのクリーニング費用は、1枚あたりおおよそ150~350円です。例えば、月曜日から金曜日までの週5日分のワイシャツを月に2回クリーニングに出すと、費用は1500~3500円程度かかります。

ただし、オプションメニューや仕上げ方法、クリーニング店によって料金が異なるため、注意が必要です。例えばシミ抜きのオプションを追加すると、500~1000円程度の追加料金がかかる場合があります。

ワイシャツをクリーニングに出す頻度

ワイシャツをクリーニングに出す頻度は、一般的には1~2週間に一度がよいといわれています。しかし、「着用するたび」「汚れが気になるとき」「季節の変わり目」など、自分のペースに合わせて利用するのがよいでしょう。

例えば、「毎回、汚れやニオイが気になる」という場合は、着用するたびにクリーニングに出すのがおすすめです。ワイシャツの所有枚数、汚れ具合、予算などに合わせて、自分に適したクリーニング頻度を見つけましょう。

ワイシャツをクリーニングに出す際の注意点

ワイシャツをクリーニングに出す際の主な注意点は、以下のとおりです。

__・クリーニング前に、ポケットの中に物が入っていないか、ほつれや破れがないか、ボタンが取れかけていないかなどを確認する

・クリーニング後は、ビニールを取って保管する

・汚れがひどい場合は、事前にスタッフに伝えておく__

ワイシャツをクリーニング後は、ビニールを取り除いて保管しましょう。ビニールを付けたままにしておくと、湿気によってニオイやカビが発生する可能性があります。

また、汚れがひどい場合や破れなどがある場合は、事前にスタッフに伝えておくと、適切な対応やアドバイス、メニューの提案をしてもらえます。

ワイシャツのクリーニングメリットと費用を考慮して、判断しよう!

ワイシャツをクリーニングに出すことで、襟や袖、脇などの汚れやニオイを取り除くことができます。また、洗濯やアイロンがけの手間を省くことができ、型崩れも防げます。

クリーニング費用は1枚あたり、おおよそ150~350円です。クリーニングを検討している場合は、まず試しに利用してみて、自宅での洗濯との違いを実感してみましょう。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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