インド転倒事故で死者121人に、ヒンズー教説教師に信者が殺到か

Saurabh Sharma Shivam Patel

[ハトラス(インド) 3日 ロイター] - インド北部で開催されたヒンズー教宗教行事で発生した転倒事故について、通信社ANIは3日、地元当局者の話として死者が少なくとも121人に達し、28人が負傷したと伝えた。

転倒事故は首都ニューデリーの南東約200キロにあるウッタルプラデシュ州ハトラスの村で2日に発生。警察の文書によると、8万人が集まることを許可したが、約25万人が行事に参加していた。

地元当局者は記者団に対し、犠牲者の中には108人の女性と7人の子どもが含まれていると明らかにした。

文書によると、説教師が車で去ろうとした時に現場は大混乱に陥った。何千人もの信者が叫び声を上げながら車に向かって走り、他の人々を踏みつぶしたという。

ロイターが少数株式を保有するANIは、警察が説教師の所在を確認しようとしていると伝えた。

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