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大分県宇佐市で市民図書館に展示していた、2025年度に使用候補となっている小・中学校の教科書が持ち去られていることが分かりました。
市によりますと、2日宇佐市民図書館の1階玄関ロビーの長机の上に、6月18日から展示していた教科書のうち、およそ半分の60セット(126冊)が持ち去られていることが分かりました。教科書は2025年度に小・中学校で使用候補となっているもので、誰でも手に取って閲覧することができたということです。
展示期間が1日で終了したため、2日の午前11時半頃、職員が撤去しようとしたところ、教科書が無くなっていることに気がつき、警察に通報しました。
市民図書館には職員がおよそ20人が勤務していたということで、玄関ロビーの近くには防犯カメラが設置されているということです。
宇佐市教委の〆野勝教教育次長は「公共施設での展示物が持ち去られたことは残念です」とコメントしています。