ES9219C×2基、バランス出力も備えたスティック型DACアンプ「LETSHUOER DT03」

by 山崎健太郎

ナイコムは、中国LETSHUOER(レットシュオワー)の新製品として、スティック型DACアンプ「DT03」を7月10日に発売する。価格は15,670円。

DACチップは、ESSの「ES9219C」を2基搭載。SN比で119dB(4.4mm)、全高調波歪率<0.0006%(32Ω)を実現。「クリアな解像度で立体感があるサウンド体験が可能。スマートフォンやPC等のデバイからの音楽体験をより高みへと昇華できる」という。

独立の高精度水晶発振器も内蔵し、USBのクロック干渉を最大限に抑え、ジッターを減少させている。

「Low」と「High」の、2段階のゲイン設定も可能。イヤフォン出力は3.5mmアンバランスと4.4mmバランス端子を採用、出力は3.5mmが78mW(32Ω)、4.4mmが195mW(32Ω)。

筐体はアルミニウム合金。信号ノイズの干渉を防ぎ、放熱性を向上させ、長時間の再生でも安定して使えるという。

内部には独立成型のブラケットを用いて、内部構造の安定性を向上。本体には、状態をLEDのカラーで表示するステータスインジケーターも備えている。

長さの異なるUSB-Cケーブルが2本付属。付属のレザーケースで、本体を保護できる。

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