杉野遥亮『マウンテンドクター』は往復10時間かけて登山&山頂のわずかな晴れ間で撮影することも!チームワークに感激

ドラマ『マウンテンドクター』の制作発表が7月3日に行われ、杉野遥亮さん、岡崎紗絵さん、宮澤エマさん、向井康二さん、近藤公園さん、トラウデン直美さん、檀れいさん、大森南朋さんが登壇しました。

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月10ドラマ『マウンテンドクター』は、山で起こりうる病気やケガを治療する山岳医療に取り組む主人公が仲間たちと成長する姿を通じて、山岳医療の課題と未来を提示する医療ドラマです。

八嶋智人がVTRで独壇場?杉野遥亮からリクエストが…

杉野さんは、自身が演じる山岳医・宮本歩について「国際山岳医として目の前の患者さんと向き合いながら、人間としても成長していく役。皆さんの心に届くような作品にできたらいいなと思っています」と挨拶。

その歩と対峙する国際山岳医・江森岳人を演じる大森さんは、「江森は厳しい人で強い面も持っているのですが、自分の中で背負っているものもあって。歩と対立という構造にはなっていますが、どうなっていくのか…」と含みを持たせてコメントしました。

この日パネルでの参加となった八嶋智人さんのコメントVTRが到着。八嶋さんは、「チームワークもどんどん上がっている。メンバーみんなでお芝居のことも話し合いながら、山のように、“マウンテン”のように芝居を固めつつ…」とダジャレを交え、さらに「恐らく(会場は)すべっているでしょう」と、セルフツッコミを見せ、この自由さにキャストは爆笑。

続けて、「僕らのチーム何かあると“けたたましく笑う”ということがありまして。檀さんは羽が生えたように見える(優雅な)笑い方をするんです」と明かすと、檀さんは小さく否定。宮澤さんが「檀さんのために言いますけど、たった1回のことを誇張されています(笑)」とフォローする場面も。八嶋さんと同郷(奈良県出身)だという向井さんは「奈良の人はちょっと盛るのでね…すみません(笑)」と、代わりに謝っていました。

話を盛られてしまった檀さんは、「八嶋さんがいると、本当に楽しいんですよ。ずっとみんな笑ってる。八嶋さんはずっとしゃべってる(笑)。(その影響で)本番中にこらえきれなくて笑ってしまったんです」と語ります。杉野さんも「もう少し静かにしてもらえませんか(笑)」と、八嶋さんに対しリクエストしていました。

今回の作品では、山での撮影などもあると言いますが、杉野さんは「山頂にアタックして撮影したシーンもあるのですが、そういうシーンも楽しみにしていてほしいなと思います」と、アピール。

また、「山荘に泊まって、5時間くらいかけて山を登って。山の上のほうって本当に天候が変わりやすいのですが曇っていたんです」と、山頂での撮影を振り返る場面も。「(山頂に着いたら)曇っていて、でも10分くらいだけ出た晴れ間にワーッと撮影をして。シーンを撮った瞬間はみんなで喜びましたし、5時間かけて下山したら(登山していない)スタッフさんが僕たちを拍手で出迎えてくれて。『これはいいチームだな』と思いました」と、チームワークの良さに感激したそう。

さらに「最初は『早く東京に帰りたい』と思っていたんですけど、今は早く長野に帰りたいと思ってます」と、ロケ地・長野に居心地の良さを感じている様子でした。

大森さんは、大河ドラマ『どうする家康』でも共演していた杉野さんについて「捉えどころのないところもあるんですけど、本番になったときの集中力の高め方に感心」と称賛。すると杉野さんが照れながら「ご飯…行きましょう」と突然のお誘い。これに大森さんも「後半に関してお話したいこともあるので、ぜひ!」と約束を交わしていました。

歩の幼なじみで、焼き鳥店「しんちゃん」を営む・小松真吾を演じる向井さんは、今回初めて父親役を演じます。「これまでオカンに電話することが多かったんですけど、役が決まってからオトンと電話することが多くなりました」と、役を掴むためか実父との会話が多くなったそう。しかし、「(電話で父と話すため)焼きもちを焼くオカン。大変です(笑)」と明かし笑わせます。

続けて、「いろいろな父親がいると思いますが、僕は背中で語る父親になりたいなと思います」と、役づくりについて語りました。

また、『マウンテンドクター』の前の時間には、月9ドラマ『海のはじまり』が放送中。Snow Manのメンバーである目黒蓮さんが、初めて父親役を演じていますが、そのことについて「特に(父親役に関する)会話はないですけど、共通点はあってうれしかったです」と、笑顔を見せました。

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