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大分県中津市の漁港でウナギの稚魚を密漁したとして、市内に住む夫婦が摘発され、2日大分地検に書類送検されました。
県によりますと、摘発された中津市内に住む夫婦は、今年4月10日午後9時半ごろ、市内の漁港で特定水産動植物であるウナギの稚魚2匹を密漁した疑いがもたれています。
県の職員が漁業取り締まりを実施していたところ、密漁をしていた2人を見つけ摘発しました。夫は稚魚漁業の許可を受けていますが、妻は無許可で、夫のシラス漁を手伝っていたということです。
県は容疑が固まったことから2日、漁業法違反の疑いで2人を大分地検に書類送検しました。
県の聴き取りに対し、2人は容疑を認めているということです。
シラスウナギについては、全国的に密漁が後を絶たないことから去年12月に改正法が適用され、違反者への罰金は最大10万円から3000万円へ大幅に強化されています。
罰則強化後、大分県内では初の摘発ということです。