マンチェスター・U、オランダ代表DFデ・リフト獲得か バイエルンは伊藤洋輝に続きヨナタン・ター獲得に迫る

写真:デ・リフトはバイエルンで出場機会が減っていた ©Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドが、バイエルンに所属するオランダ代表DFマタイス・デ・リフトの獲得に迫っている。イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

マンチェスター・ユナイテッドにとってセンターバック(CB)の補強は急務だ。2023-24シーズンはDF陣の負傷離脱が相次ぎ、本職ではないブラジル代表MFカゼミーロなどがCBとして出場するという事態に見舞われた。また、元フランス代表DFラファエル・ヴァランが退団し、DFの層がさらに薄くなっている。

これまでの報道では、マンチェスター・ユナイテッドはエヴァートンに所属するイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイトを獲得するとされてきた。だが、現在のところエヴァートンとの交渉は金額面で折り合いがつかず、デ・リフト獲得へと舵を切ったようだ。

現在24歳のデ・リフトは2022年7月、ユヴェントスからバイエルンに移籍。しかし、2023-24シーズンは韓国代表DFキム・ミンジェの加入などが影響し、出場機会に恵まれなかった。また、新しく日本代表DF伊藤洋輝が加入し、さらにレヴァークーゼンに所属するドイツ代表DFヨナタン・ター獲得にも迫っているという。こうした状況から、デ・リフト本人もマンチェスター・ユナイテッドの移籍を希望しているという。

マンチェスター・ユナイテッドはすでにバイエルンと交渉を行っており、バイエルンは約5000万ユーロ(約87億円)を提示しているとされている。

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