旭川女子高校生殺害 容疑の女を起訴 殺人などの罪で

旭川でことし4月、留萌の女子高校生が橋から川に落とされて殺害された事件で、旭川地検は3日、逮捕・送検されていた女を殺人などの罪で起訴しました。

起訴されたのは殺人容疑で逮捕されていた旭川の無職・内田梨瑚被告(21)です。起訴状によりますと、内田被告は4月19日の未明、被害者を旭川市内の橋から石狩川に転落させ殺害したとされています。被害者の遺体は5月下旬に橋からおよそ60キロ下流の奈井江町内の川で発見されました。死因は溺死でした。

内田被告とともに逮捕された19歳の無職の女は旭川家庭裁判所へ送致されました。事件をめぐっては、内田被告がラーメンを食べる様子を撮影した画像を被害者がSNS上で無断で使用し、トラブルに発展したことが分かっています。

捜査関係者への取材で、内田被告らが被害者を橋の欄干に座らせたり、謝罪させたりしている動画をスマートフォンで撮影していたことも新たに分かっています。

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