特区政府統計処は７月２日、２０２４年５月の小売り統計を発表した。小売業総売上高は前年同月比１１・５％減の３０５億ドル（速報値）、価格変動要因を考慮した小売業総販売量は同１２・９％減だった。一方、２４年４月の小売業総売上高は前年同期比１４・７％減、小売業総販売量は同１６・５％減に修正した。５月に売上高の減少が目立ったのは、自動車・同部品の同２９・８％減、宝飾品・時計・高級贈答品の同２１・４％減、デパート商品の同２１・１％減、衣類の同１８・８％減、メガネの同１８・４％減、家具・固定装置の同１５・９％減、中医薬の同１５・１％減、靴・衣料小物の同１１・７％減、燃料の同１１・６％減、その他消費財の同８・９％減、食品・酒類飲料・たばこの同４・１％減、スーパーマーケット商品の同３・４％減などだった。一方、増加が目立ったのは書籍・文具・贈答品の同６・９％増、医薬品・化粧品の同２・５％増、電器および耐久消費財の同２・２％増などだった。
