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「ドジャース6-5ダイヤモンドバックス」(2日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場。一時は逆転となる27号2ランを含め、5打数3安打2打点をマークした。チームは九回2死無走者から大逆転のサヨナラ勝利。大谷はグラウンドに飛び出し喜びを爆発させた。
チームの勝利が最優先-。大谷の信念がにじみ出ていたかのようなシーンだった。最終打席で空振り三振に倒れ2死。スタンドも大きなタメ息に包まれたが、スミスが起点をつくった。続くフリーマンの適時二塁打で試合は振り出しに。そしてT・ヘルナンデスが左前にサヨナラ打を放ち、本拠地は興奮のるつぼへと変わった。
ベンチを飛び出した大谷はまずサヨナラのホームを踏んだフリーマンとハイタッチをかわした。そしてT・ヘルナンデスのもとへ。スミスの頭越しに殊勲のヒーローとタッチをかわした。大谷の表情からは笑みがあふれ、チームの勝利を心の底から喜んでいる様子だった。
「本当に最後難しいシチュエーションだったがフレディもテオも素晴らしかった」と大谷。本来ならヒーローのもとへ駆け寄っていく中、フリーマンと真っ先にタッチをかわしたのも難しい状況で試合を振り出しに戻した一打の重要性を認識させた。
自身も一時逆転となる27号2ラン。「日本の日」での大活躍となり「きょうは特別。そこでホームラン打てて、ヒットも打てて、なおかつ勝ててよかった」と力を込めていた。