「ドジャース6-5ダイヤモンドバックス」(2日、ロサンゼルス)
打席から歩き出すことなく、打球の行方を見届けた。大谷が1点ビハインドの七回無死一塁の打席で1ボールから内角高めのスライダーを完璧に捉えて右中間席中段に運んだ。一度は逆転となる27号2ランだった。
直近14試合で10本目の本塁打。試合後のロバーツ監督は「高めに浮いた球は必ずホームランにしているような気がする」と、大谷の無双ぶりに感嘆の声。初球の161キロを見た後に甘く入った144キロ変化球を打ち損じなかった技術とパワーの結晶を「これが彼なんだ。球の見極めができている時の彼を超える選手はこの星にはいないと思う」と最大級の賛辞を贈った。