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災害発生のリスクが高まる出水期に入り、津山市は6月26日、津山総合体育館(同市山北)で避難所運営の訓練を行い、市職員が避難者の受け入れ手順や避難生活で使う資機材の設営方法を確認した。
体育館を避難所に見立て、受け付けでは避難者役に検温を求め、健康状態をチェックした。積み重ねた長机にビニールを巻いた壁で囲いを作り、体調不良者用の即席の隔離スペースを設けた。
段ボールベッドや簡易テント、パーティションの組み立てを体験。市が昨年導入した電気自動車を使った給電方法も実演した。
訓練は災害発生時、状況確認のために旧市内25地区に配置される情報連絡員の職員と各公民館長ら約100人が参加した。
山下幹芳・市危機管理室長は「全国では大雨による被害が出ており、津山でも有事の備えは欠かせない。訓練を重ねてスキルアップを図りたい」と話した。訓練は2021年から毎年実施している。