勤務管理システムに不正アクセスの疑い 福島・浪江町職員を逮捕 双葉署

福島県警本部

 勤め先の勤務管理システムに不正アクセスしたとして、福島県警双葉署は3日、不正アクセス禁止法の疑いで、同県浪江町職員の男(64)=福島県南相馬市原町区北町=を逮捕した。容疑者は住宅水道課の再任用職員。
 逮捕容疑は1月12日午前6時ごろ、同課の自席のパソコンで他の職員のIDとパスワードを入力し、システムのサーバーに不正アクセスした疑い。署によると、この職員の勤怠関連情報を閲覧したといい、容疑を認めている。書き換えた形跡はなかった。
 町の総務担当職員から5月に不正アクセスを疑う相談が署にあり、発覚した。署が動機などを調べている。

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