北アルプス五竜岳中腹の大遠見山で50代くらいの男性の遺体を発見 五竜岳では埼玉の50代夫婦が行方不明 ヘリで捜索中に山中で発見 身元の確認進める

資料 北アルプス五竜岳 

北アルプス大遠見山東南東方の山中(標高約1900メートル)で身元不明の遺体が発見されました。

警察によりますと、北アルプス五竜岳で行方不明になった埼玉県越谷市の50代の夫婦を捜索していたところ、3日午前11時頃、長野県警のヘリコプターが沢筋で倒れている1人の遺体を発見しました。

遺体は50代くらいの男性で、青色のレインウェアと黒色のズボンを身に着けており、登山道から滑落したとみられています。

大遠見山は五竜岳と白馬村の登山口を結ぶ遠見尾根にあり、足元が切り立った場所もあります。

越谷市の50代の夫婦は29日に五竜岳山頂近くの山小屋に宿泊後、行方がわからなくなっていて、警察は服装などから遺体は夫とみて身元の確認を進めるとともに4日も天候を見て捜索を続けることにしています。

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