ヤマハ、レミー・ガードナーをMotoGP第9戦ドイツGPに代役で起用。欠場のリンスは右足と手首の手術完了

 7月3日、MotoGPに参戦しているモンスターエナジー・ヤマハMotoGPチームは、MotoGP第9戦ドイツGPでは怪我を負っているアレックス・リンスを欠場させて、レミー・ガードナーを代役として起用すると発表した。

 リンスは6月30日に開催された第8戦オランダGPの決勝において、1周目の1コーナーでマシンが振られて転倒。右足の骨折、右手首の重度の打撲傷が確認され、翌月曜日には手術を受けた。それにより第9戦ドイツGPは欠場することになる。

 7月5~7日にザクセンリンクで連戦として行われる第9戦ドイツGPでは、スーパーバイク世界選手権(WorldSBK)にヤマハから参戦しているガードナーが代役で参戦する。

 ガードナーは2014年にMoto3でロードレース世界選手権デビューを果たし、2016年からMoto2に昇格した後、2021年にチャンピオンに輝く。2022年はKTMからMotoGPにも参戦していた。その後はWorldSBKに移り、GYTR GRT Yamaha WorldSBK TeamからヤマハYZF-R1を駆っている。

2024SBK:レミー・ガードナー(GYTR GRT Yamaha WorldSBK Team)

■レミー・ガードナー
「まず、アレックスが早く回復することを祈っているよ。そして、彼の幸運を祈る」

「この挑戦にとても興奮している。今週末のレースに僕を信頼してくれたヤマハに『本当にありがとう』と言いたい。この経験を生かして、学ぶつもりだ。新しいバイクだし、MotoGPに1レースだけ戻ってくるのはいつもいい経験なので、今週末を楽しむことが楽しみだし、この機会をもらえて本当に嬉しい。もう一度、ヤマハに心から『ありがとう』と言いたい」

レミー・ガードナー(テック3KTMファクトリー・レーシング)/2022MotoGP第6戦スペインGP

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