アメリカ大統領選挙で身内からバイデン氏に撤退要求 民主党のドゲット下院議員「痛み伴う困難な決断望む」

11月のアメリカ大統領選挙に向け、身内の民主党議員がバイデン大統領に対し、選挙戦からの撤退を求めました。

民主党のドゲット下院議員は2日、声明を発表し、先週行われたトランプ前大統領とのテレビ討論会で「有権者を安心させるどころか、トランプの多くの嘘を暴くことができなかった」と指摘。

その上で、トランプ氏の大統領への返り咲きを阻止するため、「撤退という痛みを伴う困難な決断をすることを望む」として、バイデン氏に選挙戦からの撤退を求めました。

アメリカメディアによりますと、民主党の連邦議員が公に撤退を求めたのは初めてです。

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