【速報】旧優生保護法訴訟 原告側が勝訴 「除斥期間」適用認めず国に賠償命じる判決 最高裁

速報です。

旧優生保護法のもと、不妊手術を強制された人たちが国に賠償を求めていた裁判で、最高裁は国に賠償を命じる判決を言い渡しました。

旧優生保護法を巡っては、障害などを理由に不妊手術を強制された人たちが国に損害賠償を求める裁判を全国で起こしています。

一連の裁判では、手術から20年が経つと賠償を請求できなくなる「除斥期間」を適用するかどうかが主な争点になっていて、札幌高裁では除斥期間を適用せず、原告側が勝訴しました。

札幌をあわせた仙台・東京・大阪の高裁で判決が出され、上告されていた5件について最高裁は3日、「除斥期間」の適用は認めずに、国に賠償を命じる判決を下しました。

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