偽装結婚かフィリピン国籍の男女と沼津市の無職の女を再逮捕 入管難民法違反容疑で逮捕の3人=静岡県警

2020年2月、結婚の意思がないのに虚偽の婚姻届を提出し戸籍のデータベースに登録させた疑いで、静岡県清水町のフィリピン国籍の会社員の男女と、静岡県沼津市の無職の女が2024年7月3日、再逮捕されました。

電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで逮捕されたのは、いずれもフィリピン国籍で清水町柿田の会社員の男(38)と会社員の女(44)、それに沼津市大岡に住む無職の女(37)です。

警察によりますと、3人は2020年2月28日、結婚の意思がないのにフィリピン国籍の男と無職の女の虚偽の婚姻届を沼津市役所に提出し、3月に女の戸籍のデータベースに記録をさせた疑いが持たれています。

警察によりますと、フィリピン国籍の2人は夫婦関係で、フィリピン国籍の女は、結婚の保証人として、市役所を訪れていたとみられています。

警察は、3人が容疑を認めているか明らかにしていません。また3人は、虚偽の申請書類を提出して不正に在留期間を延長したとして、在留入管難民法違反(在留資格等不正取得)の疑いで、いずれも6月12日に逮捕されていました。

警察は偽装結婚の理由や仲介役のブローカーがいるのかなど、捜査を進める方針です。

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