阪神 森下がマツダでも水口打撃コーチから個別指導 室内練習場でマンツーマン特訓 2日には岡田監督から「ホームランばっかり狙うて」と苦言

練習前、阪神・筒井壮外野守備走塁コーチ(左)と話す阪神・森下翔太=マツダスタジアム(撮影・中田匡峻)

 「広島-阪神」(3日、マツダスタジアム)

 阪神の森下翔太外野手がマツダスタジアムでも水口打撃コーチの個別指導を受けた。

 チームがグラウンドで全体練習を行う中、森下は豊田と野口とともに室内練習場へ。ここまでは普段から見られる光景だが、室内では水口コーチとマンツーマンでティー打撃を行った。豊田と野口はフリー打撃を行ったが、森下は同コーチと対話をしながらティー打撃のみ。フォームを入念に確認していた。

 森下は2日の広島戦(マツダ)で3打席連続三振を含む、4打数無安打。試合後に岡田監督は「森下の内容見てみ。いつまでもいつまでもホームランばっかり狙ろて。そんなんお前、バッティング教える以前の問題や」と苦言を呈していた。自身に代わって途中出場した、島田が活躍しただけにアピールが求められる。

 森下はここまで71試合に出場し、打率・234、6本塁打、30打点の成績を残している。

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