「願 能登復興」の文字も 石垣市で凧あげ交流会 全国から愛好家が集合

全国の凧愛好家たちが各地の伝統的な凧を持ち寄る交流会が石垣島で開催され、個性豊かな凧が一斉に石垣の空へと舞い上がりました。

石垣島凧あげ交流会は、全国の凧愛好家と交流を深めて観光振興を図ろうと毎年開かれています。

今回は最も遠方は北海道稚内から、このほかにも東京や長崎、石川など全国から40人近い凧愛好家たちが集まりました。

愛好家たちは地域に伝わる伝統的な凧や個性豊かな凧を持ち寄って夏至南風(かーちばい)が吹く石垣島の空へあげました。
77歳の喜寿を祝う77枚の連凧や、長崎から参加の夫婦があげた、剣舞箏という音を出す凧などが青空の下で共演を果たしていました。

会場では訪れた子供たちに凧がプレゼントされたほか、仕掛け凧にお菓子を乗せて上空から落とすアトラクションも行われ、空から降ってくるお菓子をキャッチしようと凧の動きに合わせて会場を走り回っていました。参加者らは互いに交流を深めながら楽しいひと時を過ごしていました。(6月30日 八重山通信員:吉田永吉)

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