J1アビスパ福岡のパリ五輪世代、松岡大起「ぶれずにやり続ける」 京都戦で再出発「違いを見せるために成長したい」

練習後に笑顔でランニングする福岡・松岡(左から2人目)

リーグ戦で6位に浮上したJ1福岡の松岡大起(23)がさらなる上位へとチームをけん引する。3日、福岡市の雁の巣球技場で練習を公開。直近の6試合で5勝1分けと好調なチームの中で「もっと存在感を出さないといけない。違いを見せるために成長していきたい」と誓った。

パリ五輪出場を目標に今季加入したボランチはリーグ戦全21試合に出場。2位と勝ち点3差で、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)圏内も視野に入るチームを引っ張ってきた。同日に発表された五輪代表には選ばれなかったが「ぶれずにやり続けたい」と気持ちを切り替えた。

7日はパリ五輪代表に選ばれた川崎颯太がいる京都とホームで対戦する(午後7時キックオフ)。世代別代表でともに汗を流し、10代の頃から仲がいいボランチを相手に「(攻守の)切り替えや球際(の強さ)、戦うところ。自分の特長をしっかり出したい」と力を込めた。(向吉三郎)

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