神奈川・藤沢市のアパートの一室で、白骨化した赤ちゃんとみられる3人の遺体が見つかりました。
アパートの前には規制線が張られていて、辺りには一戸建て住宅が立ち並ぶ閑静な住宅街になっています。
発覚のきっかけは、2日午後5時過ぎ、アパートに住む50代の男性から寄せられた「話したいことがあるから来てほしい」という110番通報でした。
通報を受けた警察官がアパートに駆けつけたところ、室内で赤ちゃんとみられる3人の遺体を見つけました。
3人の遺体のうち、2人は白骨化。
もう1人は腐敗がかなり進んだ状態で、性別はわかっていません。
現場近くに住む人は、3人の遺体が見つかったことについて、「びっくりするよね、ただごとじゃない感じ。(2階のアパートで小さい子たちが暮らしていたとか聞いたことは?)ちょっとわからないね、知らなかったね、それは」と驚きを口にしました。
また、別の住民は「小さな子どもがいるのも知らなかった」「気づいてあげられなかった」と幼い命を救えなかったことを悔やんでいました。
遺体発見時、部屋には通報した男性しかいなかったということです。
警察は、赤ちゃんの身元と死因の特定を急ぐとともに、死体遺棄事件とみて男性から事情を聴いています。