夏冬兼用(オールシーズン)スーツのメリット・デメリット
夏冬兼用(オールシーズン)スーツの購入を検討する際に、メリットとデメリットを理解することで、春夏用と秋冬用スーツを別々に購入する場合との比較がしやすくなります。
本項では、夏冬兼用(オールシーズン)スーツのメリットとデメリットについて見ていきましょう。
メリット
夏冬兼用スーツのメリットは、以下のとおりです。
__・スーツの購入数を減らせる
・コーディネートを決めやすい__
夏冬兼用スーツは年間を通じて着用できるため、季節ごとに「夏用」「冬用」と分けてスーツをそろえる必要がありません。そのため、スーツの購入数を減らすことができます。
また、スーツの数が少なくなることで、それに合わせるシャツやネクタイ、靴をそろえるだけでよくなり、日々のコーディネートを決めやすくなる点もメリットです。
デメリット
夏冬兼用スーツのデメリットは、以下のとおりです。
__・真夏や真冬の対応は難しい
・使用頻度が高いため傷みやすい__
夏冬兼用スーツは年間を通じて着用できますが、真夏や真冬には暑すぎたり寒すぎたりすることがあります。これは、通気性や保温性が春夏用スーツと秋冬用スーツの中間程度に設定されているためです。
さらに、夏冬兼用スーツは1年中着るので着用頻度が高くなり、生地が早く傷む可能性があります。
スーツを長持ちさせる5つのコツ
スーツを長持ちさせるコツは、主に以下の5つです。
__・着用後はハンガーに掛ける
・ポケットの中身はすべて出す
・ブラッシングをする
・シワを伸ばす
・休ませる__
スーツを着用した後は、すぐにハンガーに掛けましょう。ハンガーに掛けることで、スーツの型崩れを防ぎ、自然にシワが伸びるためです。その際、ポケットに入れたものはすべて取り出してください。
さらに、ブラッシングを行い、ホコリを落とし、生地の毛並みを整えることで、スーツの持ちがよくなります。背中や膝裏など、シワが目立つ箇所には、シワ取りスプレーやスチームを利用してシワを伸ばしましょう。
なお、スーツは「1着2休」が理想といわれています。1日着用したら2日は休ませることで、より長持ちします。毎日の着用は生地を傷め、スーツの寿命を短くするため、できるだけ避けるようにしましょう。
スーツ選びは特性を理解して、最適な選択をしよう!
夏冬兼用(オールシーズン)スーツは、1年中着用できるので便利です。しかし、着用頻度が高くなると、生地が傷み、スーツの寿命が短くなることがあります。一方で、春夏用・秋冬用スーツは、着用頻度がおさえられるため、スーツが長持ちする可能性があります。ただし、必要なアイテム数が増えるかもしれません。
それぞれのスーツのメリット・デメリットを理解して、自分に合ったものを選択しましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー