フルモデルチェンジでプレミアム路線を強化! 新型ティグアン、国内仕様車の概要を発表

フォルクスワーゲンジャパンは、7年ぶりのフルモデルチェンジとなる3世代目新型「Tiguan(ティグアン)」の予約注文受付を9月から開始することを発表した。なお、ユーザーへの納車は11月以降を予定している。

●まとめ:月刊自家用車編集部

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MQB evoアーキテクチャー採用により、上級セグメントの装備を採用

今回導入される3世代目となる新型ティグアンは、空力性能を強化したボディデザインや最新のアーキテクチャー「MQB evo」、車載IT「MIB4」など、上級セグメントで採用されている先端技術を注入。先代以上により上級志向を高めていることが特徴。

国内仕様車のパワートレーンは、ティグアンとしては初となる1.5L eTSIマイルドハイブリッドシステム(FWD)と、日本でも人気の高い2.0L TDIクリーンディーゼルエンジンにフルタイム4WDシステム4MOTIONを組み合わせた2つのラインナップが用意される。

日本でも人気の高いクリーンディーゼル+4WDのパワートレーンを設定

グレード展開は、1.5L eTSIエンジン車、2.0L TDIエンジン車ともに、最新の運転支援システムを標準装備としたエントリーグレード「Active」と、さらにLEDマトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT HD”や運転席/助手席のシートマッサージ機能を標準装備した「Elegance」、専用エクステリアを身に纏い、専用シートや20インチアルミホイールを装着した「R-Line」も3グレードが設定される(合計6グレード展開)。

新型ティグアンの概要
3世代目となる新型「ティグアン」は、ボンネットの位置を従来モデルより高くすることで、SUVらしい力強さを強調するとともに、空力性能を追求しcd値は0.33から0.28へ改善。また、従来のMQBアーキテクチャーの進化版であるMQB evoを採用。このMQB evoの採用で実現した新技術により、アダプティブシャシーコントロール“DCC”から”DCC Pro”に、従来のマトリックスヘッドライト“IQ. LIGHT”が“IQ. LIGHT”HDへ、インフォテイメントシステムは新世代設計となる“MIB4”へと進化を遂げるなど、上級セグメントの先端技術を数多く採用している。

― 初となる48Vマイルドハイブリッド機構を採用

1.5L eTSIガソリンターボエンジンは、最大出力110kW (150PS)、最大トルク250Nmの最新世代EA211 evo2エンジン。アクティブシリンダーマネジメント機構(ACT)が強化され、4気筒のうち2気筒をより頻繁に停止して走行する事で効率を高めるほか、走行中にエンジンの停止・再始動を行い、エココースティング走行に切り替えることも可能。100km走行あたりで最大0.5ℓのガソリン節約に寄与している。エンジンに組み合わされるハイブリッドシステムは、48Vリチウムイオンバッテリーと、オルタネーターとスターターの役割を果たす48V水冷式ベルトスタータージェネレーターを組み合わせた、48Vマイルドハイブリッドシステム。48Vベルトスタータージェネレーターはモーターとしても機能でき、発進時トルクをアシストすことで、燃費向上や発進加速に貢献している。

2.0L TDIディーゼルターボエンジンは、142kW(193PS)の最高出力と、400Nmの最大トルクを発生させるEA288 evoエンジン。SCRシステムを2つに増やす事で窒素酸化物(NOx)の排出量をさらに削減する、ツインドージングシステムを搭載し、フルタイム4WDシステム”4MOTION”と組み合わせる事で、力強い走りを実現する。

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