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20年ぶりの「新紙幣」発行です。
3日から新しいデザインの紙幣の流通が始まり、県内でも167億円分が日本銀行松山支店から金融機関に払い出されました。
岩下アナウンサー
「いま新紙幣の運び出しが行われています。20年振りとなる紙幣の世代交代の始まりです」
日銀松山支店にはあさ8時過ぎから県内の金融機関の担当者らが次々と訪れ、ジュラルミンケースに入った新紙幣を受け取っていました。
日銀松山支店によりますと、3日県内の金融機関に払い出された新紙幣は総額167億円分で、4日以降も順次、続くということです。
なお前回、2004年に紙幣が発行された際は、1年間でおよそ6割が以前の物と入れ替わったと見られるということです。
キャッシュレス決済が広がる一方で日銀松山支店は「現金の需要は根強い」とみていて新紙幣の流通に対応していきたいと話しています。
日本銀行松山支店 佐々木仁 支店長
「新しい日本銀行券の流通に万全を期していくとともに現金に対する需要がある限り、今後も引き続き安定的に現金を供給していきたい」