厚木市制70周年 記念ロゴ決まる 鮎まつりモチーフに 厚木市・愛川町・清川村

厚木市は6月27日、2025年2月1日の市制施行70周年を市全体で祝うためのシンボルとなるロゴマークが決まったと発表した。

3月から5月にかけて一般公募し、市内外から698点の応募があった。70周年記念キャッチフレーズの「未来へ一歩つながるあつぎ70年」と市のイメージに合致したデザインを踏まえ、市制70周年記念事業実行委員会や庁内組織などの審査を経て決定。優秀賞として一般の部4点、中学生以下の部5点も選ばれた。

最優秀賞は茨城県在住の会社員・小竹恵さん(33)が受賞。市最大のイベントである「あつぎ鮎まつり」を象徴する2匹の鮎と花火をモチーフに、川をイメージした7本のラインと流れる光の白いラインで未来への希望などを表現したという。

小竹さんは「未来に残したい厚木市の魅力は何か考える中で、あつぎ鮎まつりのことを知った。このような行事がこの先もずっと続いていくように願いを込めた。鮎のつかみ取りは子どもが喜びそうで、祭りにも行ってみたいと思った」と受賞を喜んだ。

最優秀賞作品は、70周年に関するPR活動として印刷物や市ホームページ、SNS、関連グッズなどで活用されるほか、市民や団体、地域と関わりのある企業なども使用できるようになる。山口貴裕市長は「キャッチフレーズとともに多くの方に知っていただき、節目の年を盛り上げていきたい」と話した。

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