「いかなる厳しい処分であっても受け入れます」無許可でガールズバー経営 21歳消防士の男を懲戒免職 風営法違反などの罪で逮捕・起訴 富山市消防局

富山市消防局は、3日、富山消防署に所属する21歳の消防士を懲戒免職としたと発表しました。 この消防士は、風営法違反と恐喝未遂の罪で富山地検に起訴されています。

懲戒免職となったのは、富山消防署東部出張所の消防士、杉谷竜生被告(21)です。

富山市消防局などによりますと、杉谷被告は1月には走行中の車内で知人男性に対し「俺から逃げられると思うな」「なんかしゃべれ、殺すぞ」などと迫り、100万円を脅し取ろうとしたということです。

また、2023年8月ごろから富山市の繁華街のガールズーバーで、県公安委員会から風俗営業の許可を受けないで、従業員に客席に同席して接待させていたということです。

杉谷被告は、これらについて、脅迫未遂と風営法違反の罪で起訴されています。

富山消防局による聞き取りに、こうした行為を認めたうえで、杉谷被告は「被害者、そして、迷惑を掛けた皆様に直接会って謝罪したい。また、自分の浅はかな行動、甘い考えにより消防局だけではなく市全体に多大な迷惑をかけ、深く反省しており、いかなる厳しい処分であっても受け入れます」と話しているということです。

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