金沢34.5度、今季最高

午前中から気温が上がり、ぐったりとした表情で散策する観光客=3日午前11時10分、兼六園

 3日の石川県内は高気圧に覆われて、気温がぐんぐん上昇し、正午までの最高気温は金沢34.5度と県内の今年最高を記録した。

 金沢地方気象台によると、小松34.2度、かほく33.6度、白山河内32.0度、羽咋31.9度と4地点でも各地点の今季最高を記録した。全11地点中8地点で30度以上の「真夏日」となった。

 金沢市と白山市でそれぞれ70代男性が熱中症の疑いで搬送された。いずれも軽症とみられる。

  ●4日朝にかけ雷伴う大雨注意

 金沢地方気象台は3日、県内で3日夜から4日明け方にかけて、梅雨前線の影響で雷を伴う激しい雨が降るところがあると発表した。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに注意が必要となる。

 4日午前6時までに予想される24時間降水量は、多いところで加賀100ミリ、能登60ミリ。5日以降も大雨となるところがある見通し。

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