平和大通り沿いの樹木の調査を今月中に開始 先月の大雨で「倒木」発生 秋の実施予定を前倒し

広島市の平和大通り沿いで倒木が相次いでいることを受け、広島市は今年の秋に実施予定だった樹木医による調査を今月中に始めると発表しました。

先月23日、広島市中区の平和大通りの緑地帯で高さ10メートルの木が倒れているのが見つかりました。

樹木医によりますと、今回の倒木の原因は地表付近の幹や根が腐り、地面が空洞化したことに加え、大雨による影響があったのではないかということです。
平和大通りでは去年3月と8月にも倒木が発生していて翌月には通り沿いの街路樹およそ1800本を一斉点検していました。

【広島市・松井一実市長】
「樹木医による徹底した点検を行って、倒木の危険性を早期に発見して、周到な保全措置を講ずるなど、安全・安心な環境づくりを進めていきたい」

広島市は秋に予定していた樹木医による調査を前倒しして今月中に始めることを決め、近く対象となる本数やスケジュールなど詳細を発表するとしています。

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