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[3日 ロイター] - S&Pグローバルが3日発表した6月の英サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は52.1と前月の52.9から低下し、昨年11月以来の低水準となった。ただ、速報値の51.2を上回った。
4日の総選挙結果を見極めようとする企業の動きがPMI低下につながったという。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのプリンシパルエコノミスト、ジョー・ヘイズ氏によると、英国経済は第2・四半期もプラス成長となる勢いだが、第1・四半期の0.7%より緩やかな伸びになる見通し。
英中央銀行がインフレ圧力指標として注目している、サービス企業によって支払われるコストは2021年2月以来の低水準まで下がった。
サービス業と既に発表されている製造業を合わせた総合PMIは、5月の53.0から52.3に低下。昨年12月以来の低水準となったものの、速報値の51.7からは上方改定された。