採用のスケールも"1000人"とビッグ!「ジャングリア」ナビゲーター採用開始 想定超える説明会参加者

沖縄本島北部に2025年夏オープン予定の大規模テーマパーク「ジャングリア」。

開業までに採用を目指す人員は1000人以上と、雇用のスケールも大規模。2日行われた採用説明会には、想定を超える100人が参加し、参加者らからは待遇面や北部振興に期待する声などが聞かれました。

自然豊かな「やんばるの森」を舞台に、エンターテイメントを全身で体感できるテーマパーク「ジャングリア」。着々と準備が進められています。

オープンへの期待も膨らむなか、7月1日からは、アトラクションやショーの運営、レストランなどのテーマパークスタッフ通称「JUNGLIA ナビゲーター」のエントリー受付が開始されました。

2日、名護市で開かれた採用説明会には、時給1200円や月給22万円といった条件での募集に申し込みが殺到。80人の定員に対して、予想を上回る速さで申し込み枠が埋まったことから枠を増やして対応し、100人が参加しました。

▽採用責任者・岩崎司ディレクター 「(テーマパーク内には)街にある機能が大体そろっている」「多岐に渡る求人が用意ありますので、何か皆さんが培ってきた経験や、これからやっていきたいことに1つでもひっかかれば嬉しい」

1時間半の説明会では、20の職種や雇用条件、待遇について説明が行われ会の終盤では参加者たちが時間いっぱいまで質問するなどジャングリアへの期待が感じられました。

▽名護市からの参加者(女性) 「名護市はこれまで観光の通り道だったので、ジャングリアが出来るのが楽しみ。お客さんだけじゃなくて、自分も働いてみたい」

▽名護市からの参加者(男性) 「高校生の時から、ジャングリアが開設されると分かって、福岡県から名桜大学に進学したので、きょうの話を聞いて、どんなふうに働いていくのか、どのように採用されるのか知れたので良かった」

採用責任者の岩崎さんは、「ジャングリア」が求める人材についてー

▽採用責任者・岩崎司ディレクター 「沖縄から日本の未来をつくる」というのを掲げているので、どの雇用形態であったとしても全社員が意識して、我々がなぜこのテーマパークをやっているんだというのをちゃんと共感して頂いた方に来ていただきたい」

「沖縄だから安いというのはやめたいと思っていますし、ちゃんと価値をつくったところに相応のお給料を支払っていくのがベース(にある考え)。沖縄だから安くしようという発想はない。県外から採用していくのは、そことも競争力ある給与・金額の設計をしていかなくてはいけない」

今後説明会を重ね、来年の夏の開業までに1000人以上の採用を目指す「ジャングリア」。北部地域の振興に向け、スケールの大きなテーマパークが生み出す"パワー"に注目です。(愛久澤力也)

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