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山形市の中心市街地にある国道で逆走車が目撃されました。
重大事故につながりかねない逆走はどういった場所で起きてしまうのか、その現場を取材してきました。
【ドライブレコーダー】「やばくない?これこれこれ。やばいやばい。これ逆走か知らないんだよ。やばっ。」
こちらは視聴者のドライブレコーダーの映像です。
逆走車が目撃されたのは6月23日、山形市本町の国道112号。2車線、一方通行の道路です。
【松澤記者】「車は右車線を逆走したあと、こちらの交差点を右折しようとしました。こちらの道は交通量が多く重大な事故につながりなりかねません。」
山形市民などであればよく知っている山形市十日町方面から文翔館方面へ続くこの通り。
この車を目撃した人によりますと、逆走車は県外ナンバーで運転手は焦る様子もなく車が途切れるのを待っているようだったということです。
車線が2つあることから一方通行であるにもかかわらず、対面通行と勘違いしたと思われます。
近くにある店の人はこれまでもこの国道で何度か逆走車を見たことがあると言います。
【近隣の店の人】「逆走をして結構な距離を走ってきちゃったりする人も見かける。狭いので身動きも取れなくて大丈夫かななんて。」
県警によりますと、県内ではことし逆走による事故が2件発生し、4人がけがをするなど、2023年の1年間をすでに上回っています。(5月末現在)
【県警 交通部交通企画課 渡部真次 次長】「慣れない道路、初めて通る道路などは逆走の危険性があると思う。」
高齢ドライバーに限らず、標識の見落としや慣れない道路などでの運転などが逆走につながってしまうということです。
【県警 交通部交通企画課 渡部真次 次長】「初めて通る道路や新しくできた道路などを走る場合は、少しゆっくり走って、周囲をよく確認しながら標識をよく見て、安全確認をして走行してほしい。」