野生鳥獣による農作物の被害額が増加

県は、昨年度の野生鳥獣による農作物の被害額が前年度よりも増加する見通しだと明らかにしました。

【県農林水産部 杉山裕秀 農村計画調整主幹】「ことし3月時点で、4億1800万円(速報値)。これが鳥獣被害額の全体。」

今日(7月3日)の県議会農林水産常任委員会での発表によりますと、昨年度の被害額は前年度と比べ6000万円ほど増加する見通しです。

鳥獣別の被害額は、カラス、イノシシ、ムクドリが上位を占めているということです。

6月定例会では、クマやイノシシなどの野生鳥獣による被害防止対策を推進する条例が提出されていて、5日の本会議で採決され、成立する見通しです。

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