生態系に悪影響が!特定外来生物「オオキンケイギク」を児童が駆除 勝山市荒土小学校【福井】

黄色いコスモスのような花「オオキンケイギク」をご存じでしょうか。かわいらしい見た目ですが、実は生態系に影響を及ぼすおそれがある「特定外来生物」です。3日、勝山市の児童たちがこの花の駆除活動に乗り出しました。

オオキンケイギクは、北アメリカ原産のキク科の植物で、毎年この時期に黄色い花を咲かせます。

特定外来生物の一つ、オオキンケイギクの駆除を行ったのは、勝山市の荒土小学校の5年生です。児童たちは、校区内の公園のあちこちに咲いている花を力いっぱい引き抜き、根っこや種も残さないよう袋に集めていました。

児童たちは「公園じゅうにオオキンケイギクがあったから取るのに疲れた。きれいな花だけど、みんなに『オオキンケイギクは特定外来生物だよ』って知ってほしい」などと話していました。

勝山の自然を守るため、児童たちは今後も活動を続けるということです。

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